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主に山下達郎氏の記事を中心に
まあ結局はコンサートの宣伝なんだけど、
それにしても、こういう報道番組に出るとは、
あの狂い咲きコンサートの、日比谷野音で当時の記憶を語る。

例によっての新宿西口のフォークゲリラの報道映像。当時の雰囲気が伝わるけども・・。

「友よ」は当時の左翼のデモのテーマソングだったのだが、岡林さんの話によれば、北海道の自衛隊員の中でも歌われていたとか、自分たちの歌として。
歌は、人に伝わってしまえば自由に歌われる。

岡林さん、当時はギター一本で始めたが、いろいろな曲ができてきて、ロックバンドと共演するようになるが、そうしたらコンサートの依頼が激減したという。
フォークの神様といわれることが苦痛だったという。

狂い咲きコンサート以後岡林さんは2年間活動を休止する。
そのころは岡林さんは活動しないことで非難の声を受けるんだけど気にしなかった。

岡林さん、「政治に何もかも期待することはそれこそヒットラーの出現を待つようになるから、そういうことでは世の中は変わらないし自分も変わらない」
その後やはり歌いたい歌を作りたい気持ちがわいてきて、演歌、ポップス、テクノと変遷し、最近はエンヤトット(日本の村囃のリズム)。


最近やっと今までの流れがいとおしいと思えるようになった、それ以前は昔のものは捨ててしまうのがいいと思ったんだが。

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最近、過去の歌も歌うようになったのはそういうことなんですね。
岡林さんのいろいろ変わってきましたが最近の心境というのはそういうことか。
村囃への傾倒は個人的には違うんじゃないかと思うけど、いろいろ悩んだ結果なんだろうか。
これが日本風だ、自分だということが村囃しとは個人的にはあまり思わないのだが。

結局、明治以降さまざまな音楽が外国から流れ込んできて、それを皆取り入れてしまったんですが、それで日本古来のものが見えなくなってしまった。
われわれの世代も、アメリカンフォーク、カントリーフォークの強い影響を受け、それが身になっている部分があるわけで、それを抜け出すのが日本人の自分という考えもわからなくはないけども、何か影響を受けている自分が今の日本文化というような気もするのですが。まあいろいろですから。

商売の影響かとおいもいますが、最近のハロウィンブームも、キリスト教徒ではない日本人がやたらと熱狂するのもどうかと思われるのですが、まあここらがミーハーな日本人かと思うし、ここらが気楽に取り入れられてしまうということだと思うのですが。

だからアメリカンフォーク、カントリーフォークの影響があってもなんということはなく、歌われるのは日本語だし、という気もするのですが。まあ人それぞれ・・。
こだわるのは芸術をする人にはいいことだし・・。


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